猫がいた。
毎朝駅までの道のりの途中、同じ時間、同じ場所で、ただすれ違うだけの猫だった。
別段仲がいいわけでもなく、とりわけ愛想がいいわけでもなく、
美人かといえばそれも違って。
すれ違う瞬間、視線を少しだけこちらにむけ、逃げることもそらすこともしない、ふてぶてしいというか強かというか怖いもの知らずそうな猫だった。
その猫が、ある日ぴたりと出会わなくなった。
二週間、だ。
三ヶ月間、雨の日や休日をのぞけば八割方遭遇し続けた猫と、
ほぼ毎日晴れているにもかかわらず、出会わない。
そして。
よく遭遇するその場所に、赤色のシミが出来てからも、
二週間に、なる。
その躰を見たわけではない
その様子を見たわけでもない
それでも、その跡は。
ぶち壊し後日談(昨日の話)
…とか思ってたら、昨日某家の庭に件のにゃんこを発見。
非常にふてぶてしく、腹を見せて野生捨てた様子で寝てた。
ちょ、おまw俺の心配返せw
結局、何が挽かれたのかは知らない。
狸だったかもしれないし、狐だったかもしれない。
小型野良犬か野良猫か、大きさ的に子猿も可能性にはある。
兎とか鳥とか蛇はさすがに違うっぽいが。
(田舎だからかいるんだよなー、たまに)
ただ思うのは、知ってる奴じゃなくて良かった。なんて。
どいつが挽かれたのかは知らないが、それが身近な奴じゃなくて良かったなんて。
かわいそうだとは思うけど、結局それだけだったりする酷いエゴ。酷い自己満足だけでしたとさ。
そんなこんなで今日も元気にガッコ行ってきまーす


